夏の花を訪ねる登山会

2022年08月01日

7月31日に、参加者11名により、防鹿ネット柵の点検を兼ねて「夏の花を訪ねる登山会」を開催しました。櫛形山も花のピークを迎え、すでに池の茶屋の駐車場は満車状態です。

桜峠のネット柵内に入ると、シモツケソウのピンクの花に迎えられ、アカショウマ、ヤマホタルブクロ、カワラナデシコなどの花も見えます。峠の南アルプス展望台で山名当てクイズを楽しんだ後、山頂経由で裸山へ向かいます。

裸山は、一気に開花の時期を迎えており、シモツケソウ、クガイソウ、マツムシソウを中心に、オトギリソウ、オヤマボクチ、キリンソウ、コウリンカ、ヤナギラン、コオニユリなどの花が競い合うように咲いています。前回の小鹿侵入事件も忘れ、思わず会員から感嘆の声があがりました。

アヤメ平に到着して先に昼食を取ることにしましたが、目の前の花の絨毯が気になり、落ち着いて食事もできません。さっそく観察会です。当会の花のエキスパートから、一つ一つ花名を確認しながら木道を進みます。クガイソウ、シモツケソウ、マルマダケブキ、シシウド、ミツモトソウ、キリンソウ、チダケサシ、エゾスズラン、キンバイソウなど、当会発行の図鑑「花かおる櫛形山」を片手に、例年以上に咲き誇る高山植物を堪能しました。

アヤメ平のネット柵点検をしたところ、倒木2本が柵にかかっており、柵のポールも2本損傷していました。手早く交換してネットの修復作業を行いました。

帰りがけにすれ違った登山者の方から、当会の腕章を眼にされたのか、「毎週来られてるのですか?よく花が守られていますね、皆さんの活動に感謝しています。」とありがたいお言葉をかけていただき、思わずその場で会員に伝えました。

平成8年に活動を開始し、今年で26年目となる地道なボランティア活動ですが、これまで続けてこられたのも、健気な花の美しさに感動し、絶滅したと思われていた花の復活に驚かされたりと、櫛形山から沢山の元気をいただいたことが、長続きした秘訣なのかな、と感じています。興味を持たれた方は、ぜひ、ご参加ください。お待ちしています。

さて、池の茶屋まで下山して、レンゲショウマがようやく開花したことを確認したところで、今日も酷暑と思われる下界へ降りることとしました。

(記 水間)

キバナノヤマオダマキ

キリンソウ

クルマバツクバネソウ

コウリンカ

シモツケソウ

シモツケソウ

センジュガンピ

マツムシソウ

マルバダケブキとクガイソウ

ヤナギラン

レンゲショウマ

桜峠へ資材を運ぶ

参加者の集合写真

花の観察会

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