山梨百名山登山会 大菩薩嶺
2018年11月19日
毎年恒例の山梨百名山登山会が、11月18日に会員18名の参加により実施されました。
今回は日本百名山にも認定されている、作家中里介山の時代小説「大菩薩峠」でも有名な大菩薩嶺が選定されました。
朝7時に富士川町役場をマイクロバスで出発し、約2時間の行程で登山口となる上日川峠に到着しましたが、駐車場は県外の車も含め満車状態で大菩薩嶺の人気の高さがうかがえます。
登山口より約20分の行程で大菩薩峠と唐松尾根の分岐点となる、1969年の大菩薩峠事件で赤軍派53名が凶器準備集合罪で逮捕された山小屋「福ちゃん荘」に着きましたが、今回は大菩薩峠から周回するコースを選びました。
上日川ダム(大菩薩湖)を眼下に見る高原状の大菩薩峠から雷岩、さらに樹林帯を通り大菩薩嶺(2057m)に続く道は家族連れも含め多くの登山客で賑わっていました。
帰路は雷岩から唐松尾根を下り途中樹林で数頭の鹿を見かけましたが、櫛形山と同様に鹿による食害の影響があるものと思われます。
下山後、途中の「大菩薩の湯」で汗を流し、無事帰路に着きました。
(記 榎本教良)

大菩薩嶺周辺図

登山口の上日川峠

分岐点となる福ちゃん荘

大菩薩峠

眼下に見る上日川ダム

大菩薩嶺

樹林をゆく複数の鹿

日帰り温泉「大菩薩の湯」
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