初夏の花を訪ねる櫛形山登山会

2020年07月07日

九州地方が梅雨の豪雨に見舞われている7月5日に表題の登山会が会員14名の参加により実施されました。

当日は雨予想でもあり登山者は疎らでしたが終日雨に会うこともなく、途中霧に包まれた登山道では木漏れ日が射し幻想的な現象も見ることができました。

鹿除けネットに大きな異常は認められず一部ネットを覆う枝を除去しましたが、ネット内外の植生の差の顕著なことより鹿の徘徊の多いことが推察されます。

アヤメ(菖蒲)は裸山で七部、アヤメ平で五部程度で、今月中旬には盛りの状態を見ることができそうです。他にネット内部ではグンナイフウロ(郡内風露)・ヤマオダマキ(山苧環)・ヤマハタザオ(山旗竿)・テガタチドリ(手形千鳥)・ミヤマカラマツ(深山唐松)・ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)・コウリンカ(紅輪花)などの初夏の花々を楽しむことができました。

(記 水間功、依田善清)

ネット点検(アヤメ平)

ネット上部枝の撤去

ネット内部のアヤメ

アヤメの群落

差し込む日差し

 

 

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