桜峠登山会

2021年08月12日

8月11日(水)今回は、通常のネット柵点検の他に、しばらく櫛形山から足が遠のいている方を対象に、「池の茶屋から桜峠までの往復コース」を設けたところ、ネット柵点検に3人、往復コースには7人の参加がありました。

往復コースでは、シモツケソウ、キヌタソウ、ソバナ、ヤマオダマキ、シュロソウを写真におさめながら、ゆっくり桜峠へ向かいました。久しぶりに櫛形山を訪れた皆さんは、蘇った花々の美しさに感嘆の声をあげていました。

到着した桜峠では、南アルプスの大パノラマを楽しみました。当初の予定はここまでですが、まだ体力に余裕があるということで、奥仙重、山頂を経て、裸山まで足をのばすことになりました。

裸山では、マツムシソウの群生の中に鮮やかなタムラソウが目を引き、背高のハンゴンソウが黄色の頭花をつけていました。昼食後、来た道を帰りました。

自分の体力に合ったペースで登れたので、思っていた以上に登ることが出来、自信に繋がったようです。これからも、このような計画を立て、より多くの会員の皆様に参加していただき、蘇った自然をいっしょに楽しみたいと思います。

一方、ネット柵点検隊は、櫛形山山頂付近で倒木を処理したほか、裸山からアヤメ平へ向かう際にも倒木を発見しましたが、これは太すぎて処理できませんでした。

アヤメ平は、マルバダケブキ、シモツケソウ、シシウド、クガイソウが競って咲いており、タムラソウが次に控えている、という状況です。

帰路、往復コース隊と池の茶屋で合流し、ネット柵の扉を交換しました。

(記 杉田、水間)

桜峠の展望台にて

参加者の集合写真(裸山)

この時だけ現れた富士

甦った草花の中を歩く

足取りも軽く

ネット柵の扉を交換

タムラソウとマツムシソウ(裸山)

クガイソウとシモツケソウ(アヤメ平)

 

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