櫛形山花のウオッチング登山会

2019年08月05日

年間を通し最も多くの花々が咲き誇ろう季節の、8月4日に表題の登山会が会員15名と地元の有志3名の総勢18名の参加により行われました。

今回、山梨県希少野生動植物種の保護条例が平成31年1月に改正され、櫛形山に関連しては蝶のコヒョウモンモドキが追加指定されたの報告が事務局よりありました。

アヤメ平や裸山のネット内部では多くの種類の花々が確認されましたが、状況としては例年に比べ約二週間程度遅れ気味の状態でした。

確認できた花としては、名残りのアヤメ(菖蒲)・シモツケソウ(下野草)・オニシモツケソウ(鬼下野草)・センジュガンピ(千手岩菲)・ヤナギラン(柳蘭)・クガイソウ(九蓋草)・コオニユリ(小鬼百合)など多くの花々が見られました。

またクガイソウ周辺では、今回政令で追加指定されたコヒョウモンモドキが飛び交う姿も見ることが出来ました。

なおネットの点検では、裸山南側ネットが設置後約10年が経過し、支柱及びネットに荷重や紫外線などによる劣化の進行が認めれ、花々を保護する上でも早急なる更新の必要性を感じました。

(記 榎本教良)

保護啓蒙のステッカー

クガイソウとオニシモツケソウ

センジュガンピ

ヤナギラン

コオニユリ

コヒョウモンモドキ保護警告パネル

コヒョウモンモドキ

アヤメ平にて

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