防鹿ネット柵の点検と「山の日」

2022年08月12日

8月11日山の日に、会員11名により櫛形山の防鹿柵のネット点検を実施しました。10月に予定している、桜峠のネット拡張資材も併せて荷揚げしました。

桜峠では、シモツケソウに加え、ソバナが咲き始めています。南アルプス展望台に到着すると、会長手作りの赤石山脈の一覧表が配られ、北岳をはじめ、悪沢、赤石、塩見、聖など3000m峰の勉強会が突然始まりました。そうです、今日は「山の日」です。

裸山に到着すると、シモツケソウのピンクに加えマツムシソウのブルーが群落となって咲いています。ハナイカリ、キリンソウ、オヤマボクチ、ミヤマハタザオ、カワラナデシコ、サラシナショウマ、イワアカバナ、カラマツソウ、アカイシコウゾリナ、ミツモトソウ、ヤマハハコ、ヤナギラン、シュロソウ、キンミズヒキなど、目にした花名を書ききれません。

アヤメ平に到着して、早めの昼食を取り、木道を歩きます。ソバナやタムラソウが咲き始めており、シモツケソウにマルバダケブキの黄が色を添えています。アキノキリンソウ、コウモリソウ、シオガマギク、ツリガネニンジン、オオヤマサギソウ、ヤマハハコ、シロバナニガナ、コウゾリナ、ヤナギラン、キヌタソウ、タカネフタバラン、クルマバナ、シュロソウ、ゴマナ、オオバギボウシなど、ここも書ききれません。

当会発行の図鑑「花かおる櫛形山」(2007年)に記載のない花が、特にアヤメ平で多く認められるようになり、花の復活に伴い追加リストの必要性を感じます。

今回は、ネット柵の不具合などのトラブルもなくゆっくり花を観賞することができました。

毎回、同じようなコースを歩いて楽しいのかな?と思われる方へ。四季の移ろいや花の魅力はもちろんですが、同行の人たちとの会話が楽しく、様々な情報も耳にし興味が尽きません。手作りおやつやお漬物の差し入れも楽しみです。そう、皆さん楽しいから参加されているのです。こんな会ですが、興味を持たれた方はお試しで参加してみませんか。当ホームページかFacebookへ連絡お待ちしています。

(記 水間)

資材の荷揚げ

南アルプス展望台

赤石山脈の勉強会

話がつきません

参加者の集合写真

ヨツバヒヨドリ

キオン

コウモリソウ

シュロソウ

ソバナ

マツムシソウ

ヤマハハコ

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