初夏の花を訪ねる登山会兼ネット柵点検実施
7/6に7月最初のネット柵点検に行ってきました。
6月の2回目は天候不順で中止になったため ひさしぶりのお山になりました。
今回はいつもお世話になっている富士川町のトレッキングツアーや南アルプス市のジュニアリーダー研修にメンバーがフォローとして参加しており、体験参加の方を含め8名で行いました。
8時頃駐車場についたらもうほぼいっぱいでびっくりしました。やはりアヤメのシーズンはとてもにぎわいますね。
ただ今年は復活が浸透してきたのかかなり多い気がしました。嬉しいことです。
みなさんが楽しみにされていたアヤメですが裸山の南東斜面にはいっぱい咲き誇っていました。
また登り始めの桜峠やアヤメ平にも咲いていてあちこちで楽しめました。
裸山で咲き誇るアヤメ
もうひとつのお楽しみの絶景ですが南アルプスも富士山も綺麗に見えました。
特に富士山はまるで水墨画のようで来られたみなさんから歓声があがっていました。
水墨画のような富士山
山はアヤメに続くキバナノヤマオダマキやカワラナデシコが咲きだし、次の主役のシモツケソウやクガイソウなどの花のつぼみがいっぱいできていて、夏の山に変わろうとしていました。
楽しみです。
また昨年、原生林保護のために拡張した柵内でもキバナノヤマオダマキやミヤマカラマツが早くも咲いてきていて植物の生命力の強さを感じました。
今一番咲いているキバナノヤマオダマキ
咲き始めたカワラナデシコ
我々は4月から月に二回登り、保護柵の点検や柵内の整備を行っています。
地道な活動なのですが今日のような花の咲き誇るさまや蘇るさまを見たり、それを見に多くの登山者が山にこられて絶景や花を喜ばれているのを見ると本当に活動に参画できてよかったと感じます。
またヤマレコやYAMAPで保護に対しての感謝のことばを目にすることが多くなりました。
ほんとうにありがとうございます。
地元自治体や関係する団体が力をあわせて続けてきた成果だと思います。
「櫛形山をよくしたい、もっとみんなに 来てほしい」そういった会の発足当初からの思いの輪が少しづつ広がってきているなと感じています。