第10回ネット柵点検を実施しました
9月6日(土)会員15名と小学4年生の子どもさん1名が参加し、ネット柵点検を実施しました。
池の茶屋から登山道に入ると、緑の木々の間から差し込む朝日と共にサラシナショウマが迎えてくれました。
5年ほど前の群生が忘れられずにいたので、「ようやく会えた!」という感じでした。復活してくれたことがとても嬉しかったです。
また、櫛形山には巨樹を訪ねて来る登山者も多いと知り、あらためて木々を眺めてみました。静かにそこに居る巨樹たち。
彼らのエネルギーに溢れる櫛形山の豊かさを感じました。

今回の活動は通常のネット柵点検に加え、カモシカが入り込んでいたアオバヒョウタンボクを囲むネットの支柱の補強と、ネットの弛みをカバーするために上部にロープを張る作業などを行いました。
点検時には、小学4年生も活躍してくれました。元気さに癒され、この子たちが大人になった時にもこの櫛形山の美しさが守られていることを願いました。

最後に、今回親子で2回目の参加となった会員の感想を紹介します。
「感想をお伝えします。息子・お花がきれいでよかった。シカ除けの網の作業は楽しかった。
シカには会えなくて残念だった。いい運動になると思うのでみんな山に登ったりしていいと思いました。
母・あんまり作業ではお役に立てなかったですが、無事に登って帰ってこれてよかったとホッとしました。
マツムシソウがきれいでした。少しずつ花の名前も覚えたいです。会の長年の地道な手作りの活動が櫛形山の植生を守っていることを考えると感動します。
アオバヒョウタンボクの囲いの中にカモシカがいたと聞き、カモシカのジャンプ力にびっくりしました。(宇多川)」
花たちはもうすっかり秋です。10月には、桜峠の柵を奥仙重までつなげます。体験参加、よろしかったらしてみませんか?
担当 松本










