春の花を訪ねる登山会兼第2回ネット柵点検を実施しました
5月2日、抜けるような青空の下、総勢12名で今年度第2回目となる防鹿柵点検および登山道整備を実施いたしました。
4月25日の丸山林道開通後、初めての作業となります。
車で行ける最高所である「池の茶屋」を起点に、高山の息吹を感じながらの作業となりました。
今回の主要な任務として、防鹿柵のさらなる拡張に向けた測量を実施いたしました。
山頂付近の貴重な植生をより広範囲に保護するため、実際の地形を確認しながら入念に距離や位置を測定しました。
この拡張計画が実現すれば、櫛形山の花々はより安全に守られることになります。
一方点検中には厳しい現実にも直面しました。
ネットにはカモシカや猛禽類が絡まったと思われる生々しい残骸があり、野生動物との共生の難しさを改めて痛感させられました。
さらに看過できない事態として、人為的と思われる損壊が数箇所確認されました。
ネット下部を固定するロープが鋭利な刃物のようなもので切断されているほか、登山道を囲うネット自体にも、人が通り抜けたかのような切断跡が残っていました。
これらは櫛形山の自然保護に対する理解に欠ける、極めて残念な行為と言わざるを得ません。
今回の点検では携行できる備品に限りがあったため、一部は応急処置に留まりましたが、今後改めて万全な体制で修繕対応を行う予定です。
こうした嫌がらせとも取れる行為を目の当たりにし、憤りを感じる場面もありましたが、それ以上に「この美しい山を守り抜かなければならない」という使命感を、参加者一同で共有した一日となりました。
自然環境の保全には、物理的な整備だけでなく、登山者の皆様の深い理解と協力が不可欠です。
私たちはこれからも、毅然とした態度で櫛形山の豊かな自然を守る活動を続けてまいります。
担当 渡邉



















