2023年12月号

2023年12月02日
 こんにちは。
朝はマイナスの気温となりすっかり冬になりました。本日今年最後の点検にいってきましたのでその情報を含めてお伝えします。

1.山の様子
カラマツの紅葉もすっかり落ちて茶色い冬仕様の山になりました。雪もつもったりとけたり。今日 池の茶屋口から登りました。一昨日は霧氷がきれいだったそうですが、今日はよく晴れてほとんど雪も残っていませんでした。日の照っているときは少しあったかですが日が陰ると急に寒くなりました。服装も気象に柔軟に対応できる装備が必要になってきましたね。いつもなら林道が冬季閉鎖になっているのですが今年は12/11の予定で今週中は池の茶屋口や見晴らし台に車でアクセス可能です。ただ雪が降ると早めに閉鎖になるとのことですのでお越しの際は事前に以下のサイトで林道情報をたしかめてください。
https://www.pref.yamanashi.jp/rindoujyouhou/areamap7.php
それ以降は雪を楽しむ方や雪の南アルプスの絶景を楽しみに登られる方が多いです。最近は桜峠にある南アルプス展望所まで来られる方も多いです。山頂をすぎてもう少し時間がかかりますので時間に余裕をもって出発してください。南アルプス、地元の白根三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)の本日の写真を添付します。


それ以降は、伊奈ヶ湖から北や中尾根を登るか、氷室神社から南尾根を登るのがオススメです。登山口まで特に伊奈ヶ湖までは道路が凍結していることが多くなりますのでスタッドレスタイヤなどの冬使用の車が必須です。

2.マメ知識
南尾根登山道と中尾根登山道が交わる標高1800m付近に小屋があります。小屋の手前の大きな楓の木に小さな祠があることからこのあたり一帯を祠頭(ほこら)と呼んでいるそうです。中には小さな木彫りのお地蔵さんが祀ってあるそうですが私はみたことはありません。夏はめだたないですが冬行くと雪に包まれて氷の世界の中にぽつんと見えるのでなんとも不思議な雰囲気を醸し出しています。行かれる方はぜひ手をあわせてください。
小屋は2000年に富士川町が再建したもので地元(富士川町平林地区)の方が登ってきて管理されています。このまわりも素晴らしいお花畑だったそうですがもう面影もありません。冬は意外にも泊まりで使われている方が多いです。今年2月に山頂でお話した方は一週間くらい滞在してのんびり歩き回っているとか。こんな楽しみ方もあるんですね。あなたもどうですか?

山でお会いするのを楽しみにしています。

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