5月21日鹿除けネット柵点検
2017年05月22日
表題の点検が会員4名の参加により実施されました。
登山道周辺には鹿股ぎのバイケイソウ(梅蕙草)やマルバダケブキ(丸葉岳蕗)の群生が多く見られましたが、櫛形山山頂よりバラボタン平に向かう登山道が倒木にとり遮蔽されていたため歩行に支障をきたさぬよう撤去しました。
裸山のネット内部にはアヤメの若葉も確認でき、来月以降には今年もアヤメが楽しめることと思います。
裸山山頂からは白根三山を含め南アルプスの山並みが眺望できましたが、山頂周辺の伐採をさらに行えば北は甲斐駒ケ岳より南は聖岳まで赤石山脈が全貌でき、登山者には強い印象を与えるものと考えられます。
アヤメ平を含めカラマツの実生苗の生育が多く見られ、花々の植生を維持しカラマツの樹林化を防ぐためには早期の対応が必要と思います。
(記 榎本教良)
←「平成29年度定期総会」前の記事へ 次の記事へ「6月度最終鹿除けネット点検」→